レナード・ジェイコブソンの本に出会い
彼のワークショップに通い自分がどこへ(ここへ)向かっているのかを知りました
とても辛い時期でもありましたが
今この瞬間(プレゼンス)の美しさにも包まれていました
そして最近はそのプレゼンスの花も消え去り不確かな時期でもありました
しかし一度知ったそのプレゼンスの花は確かなもので自分の何かを支えていました

レナードに会ってしばらくして「あなたは深いプレゼンスを持っている」と言われました
その後にも別のワークショップの時に挨拶に行くと同じように「深いプレゼンスを持っているんだよ」と言われました(ある男性が嬉しそうに訳してくれました 僕は英語がダメなのです)
そういえば最初に目があった時レナードが嬉しそうに微笑んだのを覚えていますが全てにおいて意味がわかりませんでした

なにしろ僕にとって辛くて苦しい時期でプレゼンスが深いなどと思っている余裕すらなかったのです
しかしそれは今思うとフレゼンスの深みから湧いてきているものでした
深いプレゼンスから自分の抱えていた苦しみ悲しみ怒り色々なものの扉が開きそこに日が差し込んでいたのです

僕がなぜ深いプレゼンスを持っていたのかはわかりません
前世からのこともあるでしょうしはっきりとは言えませんが
僕が今まで関わってきたものは演劇でした
演劇を通してレナードが語ることワークショップで行うことのほとんどを既に知っていたように思います

ただ僕がやっていた演劇とは少し独特なものでした
常に脚本が無く今この瞬間に向かうものでした
既成概念もなく関わる方はなぜか過去の傷にも常に触れていました
劇団名もインザプレゼンスオブシアターカンパニーでした

それはすでに過去のことですが
今改めて表現をすることの豊かさに気付き出しています
僕が持っていたプレゼンスの深みはこの演劇を通して培われていたものかもしれません

どんな形かはわかりませんが多くの方々と演劇を作り発表するという過程を体験する機会があれば素晴らしいと今は思うのです

参加する方や支援をしてくださる方などこれから出会っていけたらいいと思っています